入国時のビザについて

法務

ミャンマーへ入国する際に最も注意すべきなのが、どのビザで入国するかという点です。

 

外国人が取得可能なビザには、外交ビザ、宗教ビザ、国際機関ビザ、報道ビザなど様々ですが、仕事のためのミャンマー入国に際して国外で取得可能なビザとしては、以下の選択肢が一般的です。

A.観光ビザ(Tourist Visa):4週間

B.商用ビザ・シングル(Business Visa, Single):10週間

C.商用ビザ・マルチ(Business Visa, Multiple):10週間

 

ミャンマーのビザで言うシングル/マルチとは出入国可能回数を言い、マルチであれば制限はありませんが、滞在可能期間は変わらず、期限が来れば再度申請する必要が出てきます。

 

また、上記Cのマルチビザは、初回の場合申請できない点も注意が必要です。

 

滞在期間を延長するためには在留許可(Stay Permit)を取得する必要がありますが、上記Aの観光ビザで入国した場合、一度出国が必要になるという制限があります。

 

つまり、初回から長期滞在の目的で入国する場合には、必然的にBの商用ビザ・シングルで入国し、その後在留許可及びマルチビザの申請を行うことになります。

 

次に入国前のビザ申請方法についてですが、書類さえ整えれば、以下3つの方法があります:

1.東京のミャンマー大使館での直接申請(初日午前に申請、よく営業日の午後に受け取り)

2.インターネットでのEビザ申請(早ければ数時間で発行、書類データを受け取る)

3.ミャンマー到着後のアライバル申請(その場で発行、パスポートに印字)

 

商用ビザであればいずれも同じ10週間の滞在が許可されますが、万が一書類の不備があった場合に大使館まで往復する手間、強制出国を課せられるリスクなどを考えると、2.のEビザ申請が一番無難な申請方法であると言えます。

 

入国時のビザ申請、入国後のビザ延長の手続きに関しても、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

【問い合わせ先】

東京コンサルティングファーム

ミャンマーブランチ

近藤貴政

 

kondo.takamasa@tokyoconsultinggroup.com

+95 944 888 6619

http://www.kuno-cpa.co.jp/form/

 

 

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