「インド進出成功 グローバル戦略に基づくローカライゼイション必要性 その4」

 

皆さん、こんにちは。

インドは最高に楽しいですよ!の

インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

 

日々皆様のより良い未来を創るコンサルティングを

行っています。

 

質問:製造・販社

弊社では、インドも含めグループ全体でグローバル化が進んでいます。その中でローカライゼイションの必要性を感じています。日本におけるグローバル化やローカライゼイションの現状について教えてください。

 

回答:その4

 

前回の「相手に敬意を示す」の続きですが、2番目はWhatではなく、Whyから説明し理解しあうことが必要です。

 

よく現地で何をどのように作っていくという話をコンサルで入った時に現地日本人責任者や現地マネージャーが話し合っている場面を目にします。

 

しかし、最も現地でまず話し合う重要なことは、その企業のあり方(経営理念やミッション)、考え方、顧客とのかかわり方、そしてなぜグローバル戦略をとっているかの重要性とそのWHY部分つまりその根拠について、しっかりと海外拠点に理解してもらう必要とその方法があります。

 

そのWHYから落とし込まれた軸に基づき、必要な知識や技術ソースを提供し、現地にあったやり方を行えば成功の可能性も高くなります。

 

最後に「変化させても良いものと守り続けるものを明確にする」であるが、もちろん上記のWhyにもつながっている。これは、ビジョンやミッションはじめ、細かいことをいえば、商標やロゴ、主力製品など現地で変えてはいけないものを明確にし、それ以外を柔軟に対応できる権限を現地のチームに与えることが目的である。そうすることによって、スピーディーな判断や最終製品(サービス)を作り出す当事者意識を根付かせることが可能となる。

 

新市場や成長市場では、協調的で柔軟なやり方で参入したほうが、やはり成功の可能性が非常に高くなる。これは、日本人駐在員もしくは現地人をトップにするかの議論にもつながる。

 

その5に続く~

 

 

弊社では、インドにおける幅広いお困りごとを解決致します。

インド進出から進出後の会計、税務、人事、労務、法務も含み対応しております。

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東京コンサルティングファーム

インド国 取締役

小谷野 勝幸

 

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