インドにおける労働時間

労務

 

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
東京コンサルティングファーム インド・バンガロール支店の古川泰加です。

 

インドでビジネスを展開していく中で労働時間などの労働条件についてしっかりと定めていくことがリスク管理を含め重要となってきます。
今回はインドにおける労働時間について簡単に見ていきたいと思います。

インドにおける労働時間については、工場と工場以外の店舗や施設で区分されています。工場における規則などは工場法、工場以外の店舗や施設に関しては各州における店舗及び施設法で定められています。

 

工場法では、法定労働時間は原則1 日9 時間、1 週間で48 時間がその上限となっています。1日の中で5 時間ごとに少なくとも30 分の休憩を与えなければなりません。例外として主任検査官が認めた場合に限り、12 時間の範囲で延長できるとされています。

また、工場以外の施設においては各州の店舗及び施設法によって定められています。そのため工場以外の施設の労働時間は州によって異なるケースもございます。カルナタカ州では、1週間ならびに1日の勤務時間の上限は週48時間・1日9時間と規定されています。また、休憩時間を含まない実働で9時間となっており、休憩時間を含んだ場合は10時間になります。

 

スムーズに行うためには事前にある程度準備が必要になるかと思われますので、
ご相談いただければ幸いです。ご不明点ございましたら無料相談もしておりますので、ぜひお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited
東京コンサルティングファーム・バンガロール支社
古川泰加(ふるかわやすか)

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