「インドにおける代休と振替代休」

労務

 

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
東京コンサルティングファーム インド・バンガロール支店の古川泰加です。

今回は実際にお問い合わせがあった質問からインドにおける代休や振替代休についてみていきたいと思います。

 

代休と振替代休は「工場法(Factory Act)」において規定されております。
「代休」はすべての祝日・週休みを対象としている一方で、
「振替代休」は週休みのみを対象としております。

 

「代休」:従業員は週休みや祝日に勤務することも可能ですがその場合、
最大2ヶ月以内に代休を取得する必要がございます。

「振替代休」:従業員が週休みに勤務する必要があった場合、
週休みの3日前または3日後に振替代休を従業員は取得することが可能です。
休日なしで10日間以上連続して働く必要はございません。

 

工場法(Factory act)は工場における労働条件を定めており、
それ以外の施設は州ごとの店舗及び施設法(Shops and Establishment Act)で定められております。
店舗及び施設法では、「代休」と「振替代休」が明確に記載されているわけではございません。しかしながら、一般的に従業員が祝日に勤務した場合、最大2ヶ月以内に「代休」を取得することが可能となっております。

 

スムーズに行うためには事前にある程度準備が必要になるかと思われますので、
ご相談いただければ幸いです。ご不明点ございましたら無料相談もしておりますので、ぜひお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited
東京コンサルティングファーム・バンガロール支社
古川泰加(ふるかわやすか)

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。


 

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