皆さん、こんにちは。
デリー駐在員の武田です。
本日の話題は、従業員の不正防止についてです。インドでは、詐欺や賄賂といった不正行為が多く発生しています。
特に、人事総務、購買、営業などの業者の決定権がある部署、金銭の授受が発生する部署では、業者から個別にキックバックを貰う。相見積の業者が架空であるなどの問題が発生しています。今回は、そんな従業員の不正を未然に防ぐ為には、どのようにすればいいのかについて対策法をお伝えします。
以下のような内部統制を整えることが効果的だと考えられます。
1.職務分担。取引先の選定の際は、2名以上で担当する。
2.権限と責任の明確化。
3.職業分掌の明確化。
4.ジョブローテーション(可能な場合)
5.労働者に不正行為のリスクについて教育する。
6.資産、機密事項の保管の徹底(権限、プロセス等の明確化)。
7.セキュリティーの強化。
8.不正行為防止と腐敗防止の取り組みを理解し、コミット
9.コンプライアンスの問題や脅威に対応する際の専門家の助言を得る。
10.コンプライアンスの全社的な文化の育成。
本日は以上です。
Tokyo Consulting Firm Private Limited
デリーマネージャー
武田 麻利奈(たけだ まりな)
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