インドGDP産成長率と製造業における社員の士気向上アプローチについて

皆さん、こんにちは。
インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

インドでは過去最大の財政赤字を記録し、景気の不透明感が
市場に広がっており2013年8月28日には過去最安値の1ドル
68.85ルピーとなっています。

財政赤字の改善が最重要課題の中、一方で8月26日インド下院は、
食糧安全法案を可決し将来的に計1兆9千億円分の食糧配布を
行うなど支出を増やしています。

又、投資の回復を公約しているインド国民会議派(Indian Nation Congress)の
シン首長は、総合小売業への外資規制を緩和するなど努力を行っていますが、
4-6月国内総生産成長率4.4%となり、1-3月の4.8%と比較し成長率が鈍化しています。

サービス業は、8.9%となっている一方で、肝心の製造業の成長率が2.8%となり
日系企業のみならず国内自動車製造会社も厳しい現実を迎えています。

参考:インド国内総生産(GDP)成長率
 2010年:10.09%
 2011年:6.84%
 2012年:4.86%
 2013年:5%予想
 シン首相は、6-8%を維持したいと表明。

国内乗用車販売台数については、8か月連続の前年を下回り、
大手自動車会社のマヒンドラ&マヒンドラや日系企業は、著名人を
呼んで困難な状況においても希望を持ち社員一段となって前進していく
大切さや企業内での哲学及び教育プログラムの提供を行い社員の士気維持に
取り組んでいます。

他にも最高経営者自身が全社員に向け、経営戦略の一部を自ら発表を行ったり
新しく社内表彰を行い職場環境や評価制度の改善を進めています。

こういった環境の中で製造業や商社様向けの社員教育プログラム及び
社員向けの適切なキャリアプランの構築やその有効な見せ方が重要になります。

それゆえ、少しでも社内人事や労務環境改善についてご質問や不明点について
下記までご連絡頂ければと思います。

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