インドの結婚式

 皆さんこんにちは。インド駐在員の中道です。インドはモンスーンが終わり、結婚式が盛んなシーズンになりました。実は当社の女性社員の結婚式があり、初めて参加してきました。デリーの社員とともに参加してきました。

 前回北インド南インドの違いについてお話しましたが、結婚式も大きく違うようです。日曜の朝8時からということで、朝早くに出かけました。式自体は1時間ほどで終了し、その後招待客が新郎新婦にライスシャワーを浴びせ、朝食が振舞われ、しばし歓談します。その後長居をしているうちに昼食も振舞われました。北インドの近所で行われていた結婚式を思い返してみると、南のほうが比較的落ち着いた雰囲気で進行します。大音量で外で音楽を流してダンスをするというよりはホールの中で新郎新婦を眺めながら歓談するというような形式でした。

 インドの結婚式は豪華絢爛で有名ですが、準備は大変なものです。結婚式のために休みたいと社員からの申し出があるのは数ヶ月前でしょう。日本と違い結婚式前後はハネムーンも含め、かなり長めの休みを取るためトータル1ヶ月は念のため見込む必要があるかもしれません。最近では新婦も寿退社というより働き続けるケースが多く、結婚や出産後の復帰が目立ちます。就業規則内に、長期休暇をとる場合の事前申請方法や入社してどのくらいでどのくらい休暇を取れるのかについても触れておいたほうがいいでしょう。

 結婚式のお祝いはギフトの持参かご祝儀の提供です。日本と同じように尾祝儀に入れる金額にも規則性があります。会社の皆で話し合って出し合ったり、福利厚生の中に含めるのもいいでしょう。

 結婚式の帰り道、デリー出身の社員と話していると、北と南では結婚式の形式も全く違うようでした。ということは休暇の日数やお祝いの仕方も多少異なるかもしれないということです。女性が多い職場は特にこのような結婚出産の休暇に関してうまく対応していかなければなりません。個人的には北インドの結婚式にもぜひ参加したいものです。

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