~派遣労働者の給与ついて〜

皆さん、こんにちは。

 

デリー駐在員の武田です。

 

本日の話題は、派遣労働者の給与についてです。

 

お客様からのご質問に回答致します。

 

【質問】

 弊社では、派遣労働者が就業し工場の労働力不足をカバーしております。しかし、先日、派遣労働者から、給与がきちんと支払われない。といった苦情が当社に寄せられました。弊社としては、滞りなく派遣会社に支払いを行っております。派遣労働者に対する給与の支払いも当社の責任なのでしょうか。

 

【回答】

 Payment of Wages ActのSection 3により、インドにおいては、派遣労働者も就業している会社が責任を取る必要があります。また、支払いの期限は、通常の従業員と同じ7日までとなっています(1,000名以上の従業員がいる場合は、10日以内)。その為、もし派遣労働者に期日までに適切な金額の給与支払いがない場合は、工場を運営している貴社の責任になってしまいます。その為、まずは、派遣会社に派遣労働者に適切に給与を支払うように勧告を行って下さい。それでも状況が改善されない場合は、貴社から直接、派遣従業員に給与を手渡し、その後、派遣会社のマージン分を派遣会社に支払うという形を取る事を推奨いたします。

 

本日は以上です。

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited

デリーマネージャー

武田 麻利奈(たけだ まりな)

TEL: +91 9818956431 / E-MAIL: takeda.marina@tokyoconsultinggroup.com

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