マレーシアにおける増資について

投資環境・経済

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファーム、マレーシア研究員の須田と申します。

今回は、マレーシアにおける増資についてご紹介いたします。

基本的に業務は会社秘書役によって行われます。

下記に、必要書類を記載致します。

 

<必要書類>

株式割当

所定のフォーム類、取締役決議書(臨時株主総会招集通知、株式割当など)、株主決議書(取締役会に株式割当の権限を与える)、各株主の株式割当承諾書(Allotment Letter)

 

株式譲渡

取締役決議書(株式譲渡を承認)、フォーム32A(作成、署名後、印紙税の納付)

 

 

これらの書類の必要箇所への署名、印紙税納付が完了し、SSMに届出を行い、増資額が払込資本金に反映されます。増資の事実がSSMの会社情報(Company Profile)に反映されるまで、通常1~2カ月かかりますが、所定の費用を支払い、エクスプレスファイリング(Express Filling)と呼ばれる早急なデータ更新をSSMに依頼すると、通常約1〜2週間で反映されます。これは、会社設立後、ビザ申請や様々な申請するために要する日数を短縮しようとするときに有効です。

 

ご不明点等ありましたらお気兼ねなくご連絡頂ければと存じます。

 

以上、今週も頑張っていきましょう!

 

 

Tokyo Consulting Firm Sdn. Bhd. (1097549-H)
須田 修司(Shuji SUDA)
A-22-9, Menara UOA Bangsar, No. 5, Jalan Bangsar 

Utama 1, 59000, Kuala Lumpur, Malaysia

TEL: +603-2201-3526
E-mail: suda.shuji@tokyoconsultinggroup.com

 

 

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