【マレーシア:Q&A】基礎情報②

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループマレーシア拠点の安孫子 悠治です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「【マレーシア:Q&A】基礎情報②」についてお話していこうと思います。

 

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目次

【現在の政体は?】

〇マレーシアの政治体制
政治体制: 立憲君主制(議会制民主主義)
元首:アブドゥラ・リアトゥディン・アル・ムスタファ・ビラ・シャー 第 16 代国王 首相:イスマイル・サブリ・ヤアコブ(2021 年 8 月就任)
外相:ヒシャムディン(2021 年 8 月就任)
議会:二院制(上院/下院)
上院 70 議席、任期 3 年
(国王任命による議員が 44 名、州議会の指名による議員が 26 名)
下院 222 議席、任期 5 年
(小選挙区制による直接選挙)
司法:連邦裁判所、控訴裁判所、高等裁判所の 3 審制および、下級裁判所。
ただし、イスラム教徒同士に限って取り扱われるイスラム法にのっとったシャリーア法廷もあります。 立憲君主制による議会制民主主義体制をとっており、元首は国王で、各州(一部を除く)のスルタンによ る互選で国王が選出されます。議会は国王任命と州議会指名による上院と、国民の直接選挙による下院 からなります。1981 年よりマハティール氏が首相へと就任し、日本をはじめ他のアジア諸国の成功に目 を向けようとする「ルック・イースト政策」を打ち出し、1988 年以降は高い経済成長率を維持しました。 2003 年に 23 年間にわたって続いたマハティール首相が政界を引退したのち、2003 年より、マハティー ル政権と同じく統一マレー国民組織(UMNO:United Malays National Organization)のアブドラ政権に 移行しました。
アブドラ政権下ではイスラム教国という特色を生かし、中東と東南アジアのビジネスハブを目指す「ハ ラル・ハブ政策」を掲げ、ハラル産業に対する税制優遇などを実施しました。しかし、2008 年 3 月の総 選挙で、独立以来政権を担ってきた UMNO 中心とした与党が大幅に議席を失い、当時副首相であったナ ジブ氏へと政権が移譲され、ナジブ政権が成立しました。
その後、2013 年 5 月の総選挙で、ナジブ首相が率いる与党連合は現有議席をほぼ維持して、第二次ナジ ブ政権が発足しました。ナジブ政権は、政治腐敗や民族対立を背景に、「One Malaysia」(1 つのマレーシ ア)をスローガンとして、行政改革プログラム、経済変革プログラム、民族融和の提案などを打ち出しま した。しかし、第二次ナジブ政権下で発覚した巨額の不正経理疑惑、2015 年の扇動法(The Sedition Act)
改正による罰則強化、テロ防止法(ThePrevention of Terrorism Act)の可決による行政権の強化によっ て、支持率は 30%台に低下しました。
2018 年 5 月に行われた総選挙では、野党希望連盟(PH)の構成政党である人民正義党(PKR)と民主 行動党(DAP)で 113 議席を獲得し、ナジブ政権は敗退して、マハティール氏が 14 年ぶりに首相に返り 咲きました。これは 1957 年の独立以来、初めての政権交代です。
そして 2020 年、マレーシアのアブドゥラ・リアトゥディン・アル・ムスタファ・ビラ・シャー国王は 2 月 29 日に、マレーシア統一プリブミ党(PPBM)党首で、前内務相のムヒディン・ヤシン氏を第 8 代 首相に任命し、翌 3 月 1 日に宣誓式を行いました。
事の発端は、マレーシアを長年率いてきたマハティール・モハマド前首相(94 歳)が、2020 年 2 月 24 日に辞表を提出したことから始まりました。
2021 年 8 月、ムヒディン首相が辞任。8 月 20 日、アブドゥラ国王は憲法の規定に基づいて、イスマイ ル・サブリ前副首相を第 9 代首相に任命。8 月 21 日、イスマイル・サブリ新首相が宣誓を行い、第 9 代 首相に就任しています。

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