『インド会計の簡単解説!!』XBRL編

会計

皆さん、こんにちは。インド駐在員の小谷野です。
今回は、チェンナイから西へバスで約6時間、飛行機だと約2時間かけ辿り着ける、まっさらな青空、冬でも暖かい気候が売りのバンガロールからお送りします。

今月は、単一ブランド小売のイケアが外国投資促進委員会から承認を得て、今後インド国内に約25店舗を展開していくとう発表がありました。

こういった、外資大企業の進出が、インドの国際化を進め会計や税法の改善が適切にされていけば、我々の投資対象としてより魅力的になります。

この様な企業の資本金は、5,000万ルピーを超え、ROC報告(XBRL形式:eXtensible Business Reporting Language)の対象となります。今回の期限は、11/30より延期された12/15となっています。

下記は、主要必要書類の一覧です。参考までに。
B/S、P/L、Notes to Accounts、C/F、Directors’ Report、Auditors’ Report、Corporate Governance Report

期限を過ぎるとその経過期間によりペナルティーの金額も変わってきますが、30日以内であれば500INR、90日以内を過ぎると4,500INRとなります。ペナルティーの額は大きくありませんが、企業としての体裁や当局から目を付けられ、細かいこと(ビスネス上で問題が無いにも関わらず)で指摘を受けない様にしてきましょう。

もし、少しでも本日の年次申告にだけに関わらず、財務・税務・労務関係で、ご質問などありましたら、こちらまでご連絡頂ければと思います。

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