「インド進出成功 グローバル戦略に基づくローカライゼイション必要性 その7」

 

皆さん、こんにちは。

インドは最高に楽しいですよ!の

インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

 

日々皆様のより良い未来を創るコンサルティングを

行っています。

 

質問:製造・販社

弊社では、インドも含めグループ全体でグローバル化が進んでいます。

その中でローカライゼイションの必要性を感じています。

日本におけるグローバル化やローカライゼイションの

現状について教えてください。

 

 

回答:その7

 

前回は、日系企業におけるクレド経営について説明しましたが、

その実行方法について具体的に説明していきます。

 

このクレドの定着には、しっかりとサーベイを行い数値化して

図り、しっかりと順守・実践しているかを把握して、問題点の

明確化から改善プランの実行として成果を評価し、毎年これらを

プロセスとして繰り返し徹底する。

 

ここまできて初めて、社員の心に染み込み、定着が発生する。

 

加えて、このサーベイの結果は、そのまま現地のマネジメントの

評価つまり通信簿となる。なぜなら傾向として、このサーベイの

結果が低い海外拠点は、財務結果も悪く離職率が高い傾向があり、

マネジメント側の問題点が浮き彫りになるためである。

 

クレドが有名な外資を例に出すとジョンソン・エンド・ジョンソンの

「Our Credo」があげあれ、同社は「これに賛同できない人は他社で

働いてくれて構わない」と明言し、この原則にこだわり

徹底したからこそ、同社は平均10%以上の成長性を

継続していると経営陣は述べている。

 

つまり、財務数値>理念ではなく、理念の達成度合い

=財務数値である。

 

これこそが、グロ―バル戦略の基礎的部分であり、

ローカライゼイションを達成する不可欠な要素である。

 

その8に続く~

 

 

弊社では、インドにおける幅広いお困りごとを解決致します。

インド進出から進出後の会計、税務、人事、労務、法務も含み対応しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

東京コンサルティングファーム

インド国 取締役

小谷野 勝幸

 

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