「インド進出成功 グローバル戦略に基づくローカライゼイション必要性 その6」

 

皆さん、こんにちは。

インドは最高に楽しいですよ!の

インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

 

日々皆様のより良い未来を創るコンサルティングを

行っています。

 

質問:製造・販社

弊社では、インドも含めグループ全体でグローバル化が進んでいます。その中でローカライゼイションの必要性を感じています。日本におけるグローバル化やローカライゼイションの現状について教えてください。

 

回答:その6

 

前回は、日系企業がローカライゼイションを行う中での

疑問で終わりましたが、今回はその理由を説明していきます。

 

現地では日本人社長や駐在員の方がが、口頭では

口酸っぱくいっている、会社の入り口には理念が

貼ってあったりするという事例も多くあると思うが、

はっきり言ってしまうとそれでは、まったくもって

不十分である。

 

かつここが、グル―バル戦略の中で日系が、

苦手とする分野である。

 

なぜならば、日系企業で企業理念、価値観、行動指針(以降クレドと呼称する)を

明文化し、共有し理解していくという戦略自体を本社側も

そもそも採用せず、売上数値のみの事業計画のみ作り出すからである。

 

一方で外資系企業は、数値的な事業計画の達成は、クレドを

守り貫き通した結果だという考え方を持つ。

 

だからこそ、マネジメント要件として入社時から理念や

価値観とそれに基づく行動が評価基準となるという理解を

伝えているケースが多い。

 

そして、「歴代の経営者や先輩方の強く大切な理念として

残してきたクレドを守ることで、成長性、収益性、安全性を

伸ばしてほしい」という経営理念とし、優秀で高い実績を

持つ人材でも、企業のクレドに賛同・納得できない人材は

採用・評価しないという経営的人事戦略が基本としても存在する。

 

その7に続く~

 

 

弊社では、インドにおける幅広いお困りごとを解決致します。

インド進出から進出後の会計、税務、人事、労務、法務も含み対応しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

東京コンサルティングファーム

インド国 取締役

小谷野 勝幸

 

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