コミュニケーションについて

プネオフィスに駐在している今西です。

 インドにはこれまで、旅行でも、もちろん仕事でも入国したことはありませんでした。

初めて、インドに赴任して感じたことはコミュニケーションの難しさです。実は、

私はニューヨークのマンハッタンにも一年弱、駐在しておりました。その際には

不自由ながらも英語を使ってコミュニケーションができていました。英語の教材

のそのままの音声ですから、聞き取りもできますし、会話も英会話学校に一年も

真面目に通えば、日常会話くらいはできるようになります。

 しかし、インドではどうやら勝手が違うように思います。ヒングリッシュと揶揄される

ように、独特の訛りやアクセントがあり、まったく別の言語を話しているようです。

“Please would you like to speak in English.”とお願いしたところ、

“I speak in English”と返されてしまったこともあります。最近になって気付きましたが

インド人の方は、スペルの全てを発音しますからやや聞き取りにくいということです。それ

とインドの方が発音できないサウンドもあるようです。

 ただ、これは表面的な話だと思います。ヒングリッシュは耳が慣れれば何とかなります

しかし、それ以上に大切なことがあります。それは、インドでも日本でも同じですが、

距離感を考えるということです。言いかえれば、自分と相手の信頼関係を考えるという

ことです。

 私はインドに来て間もないですが、よく知らないインド人スタッフに対して質問し、今日中とか

遅くとも明日には回答がほしいということを、矢継ぎ早に質問してインド人を怒らせて

しまったという失敗をしました。しかし、仮にこれがもしそのインド人スタッフと親友で信頼関係

が十分に構築できていたら、このような問題は起らなかったかも知れません。その距離感という

のが重要であると思います。ちなみに、私はこの距離感をつかむのがあまり上手ではないとい

う気がします。婚活をしても上手くいかない原因はこの点にあると分析しています。

 それはさておき、あなたは職場で自分のお願いばかりしてませんか、信頼関係を構築できて

いますか、その距離感を把握できていますか。改めて私も、この点を意識したいですし、もっと

信頼される人間になりたいです。

 

今西

関連記事

ページ上部へ戻る