「インド進出成功 グローバル戦略に基づくローカライゼーション必要性 その19」

 

皆さん、こんにちは。

インドは最高に楽しいですよ!の

インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

 

日々皆様のより良い未来を創るコンサルティングを

行っています。

 

質問:製造・販社

弊社では、インドも含めグループ全体でグローバル化が進んでいます。

その中でローカライゼーションの必要性を感じています。

日本におけるグローバル化やローカライゼーションの

現状について教えてください。

 

 

回答:その19

今回は、ローカライゼーションを担う企業に求められる要件を紹介します。

それらの企業に求められるものは、私は下記の様に3つあると思います。

 

1.本社のローカライズ戦略への理解と実行(母性の目線)

2.本社からの海外子会社へ対する定期・継続的な確認・評価・改善支援

3.グローバル人材(日本人以外も含む)への教育とキャリア(評価)の提示

 

世界的にグローバル化が進む中で、もはやローカライゼーションは外すことが出来ない重要戦略となっています。その音頭をとるのは言わずもがな、日本親会社となります。それゆえ、親会社が関連部署のキーパーソンを巻き込みグローバル化、そしてローカラズ戦略をどのように定義づけをして、どう実行をしていくのか決定する必要があります。ここで注意点が、下記の様に2つあります。

 

・海外展開を至上命題と対社内外に明確に発表する=コミットメント

・意思決定と承認階層をシンプルにする

 

まずは、海外展開を至上命題と社内と社外へ明確に発表していきましょう。それにより、この命題に参加したい・賛同したいという人材を集めプロジェクトと動かしていきます。そこで2番目の意思決定と承認階層をシンプルにするですが、これは絶対的に必要なため社長(社長でもなくてもよいが、最終権限者であること)直下に、各海外法人の社長を置くようにしてください。これにより意思決定が速く、また本社側でバイアスがかかるようなことも避けられます。

次回に続く~

 

 

弊社では、インドにおける幅広いお困りごとを解決致します。

インド進出から進出後の会計、税務、人事、労務、法務も含み対応しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

東京コンサルティングファーム

インド国 取締役

小谷野 勝幸

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private LimitedおよびTokyo Consulting Firm

Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

関連記事

ページ上部へ戻る