皆さんこんにちは。グルガオンオフィスの中道です。
前回のビジネスマナーは第一印象を上げる身だしなみについてお話ししました。
さて、挨拶、見出しなみを整えた後はいよいよ名刺交換です。インドでは名刺交換をかなりラフに行います。ただ、日本のビジネスシーンをずっと見てきた顧客を相手にする際に、不快感を与えてはいけません。社員の名刺交換の様子にはぬきうちで注目しましょう。もしその機会がない上司の方は一度シミュレーションができるとよいでしょう。
名刺交換は基本的に訪問した方から名乗るのが礼儀です。ですから自社が訪問している場合は先に名乗るということから教えておきましょう。複数人いる場合は、先方上司に名乗った後でなければ通常名刺交換を始めないものですが、インドではそこまで細かく考えている方は少ないようです。その場の雰囲気に合わせるのも時には必要でしょう。
名刺交換で最も大切なことは名刺は相手の分身だと思うということです。そのくらい丁寧に扱わなければなりません。決して片手で雑に扱ったり落としたりしてはいけません。ミーティングの際は机に置いたままにすること。
名刺交換後の管理についてもどのように管理しているのか彼らに聞いてみましょう。中にはしっかり管理するインド人もいますが、大半は名刺交換して終わりです。ただでさえ外国人の名前は覚えにくいはずですから、忘れないうちにお会いした日やどんな話をしたか等も残すように指示した方がいいでしょう。そうでないと次回お会いした時に人違いをしたりする可能性もあります。
将来日本人駐在員がいなくなっても顧客に迷惑をかけない、不快感を与えない組織づくりには細かい注意や将来のリスク対策が必要です。ビジネスマナーはその場その場の顧客の印象も大切ですが、将来の顧客との信頼関係づくりにとっても大切です。
以上
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