インドでビジネスマナー講座その12

皆さんこんにちは。グルガオンオフィスの中道です。

前回のビジネスマナーは叱り方についてお話ししました。今回は就業時間外での付き合い方についてお伝えします。

慣れ合いだけで仕事ができるものではありません。インド人は非常に友好的ですが、就業時間外でのコミュニケーションもどこか一線おいて、失礼があった場合は指摘した方がいいでしょう。とはいえ、あまりにも上司がえらそうだったり横柄だと反感を買ってしまうのも事実です。
ではどうすればそれらのバランスがとれるのか。先輩の駐在員の方に聞いてみました。

まずはインドに興味を持ち、彼らの宗教や文化を時に尊重すること。また、食事の面でも彼らとおなじ食事を共にすることも大切です。華美な生活やプライベートを感じさせないことです。製造では皆制服や作業着で服装を統一したりすることも1つのポイントになります。

また正しいことを通す強さを見せることも大切です。彼らにとってマネージャー等日本人駐在員の役職はほとんど上司にあたり、清掃をしたりというようなインドでは下位の人がする仕事を上司がすることを嫌がります。ただし、会社として大切で全員で取り組んでほしいということと、その行動を伝え続ければ実際に皆が清掃をするようになります。

前回のテーマであった叱り方の件ですが、叱る叱られるの関係は信頼関係なしに続けることは難しいです。叱られた方も何を言うかだけでなく誰が言うかを非常によく見て接しています。インド人に上司として認められること、それは何を教えるにも叱るにも土台となります。

以上

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