皆さん、こんにちは。
チェンナイ駐在員の中村です。
本日は、2月1日に発表された2019年度予算案の中から、税制や社会保障以外の主な改正点についてご紹介します。
・小規模農家に対する収入補助
2ヘクタール未満の土地を所有する零細経営の農家に対して、年間6,000ルピーの現金配布を行うとする案が提案されました。受給対象となる農民は1億2,000万人に及ぶとされます。
・特定業種従事者の融資ローン返済における優遇措置
畜産業と漁業従事者が融資ローンの返済日を遵守する場合、従来の金利2%分の補助金を5%に増額する旨を発表しました。
・非組織部門就業者に対する公的年金制度の導入
月間所得が1万5,000ルピー未満の非組織部門労働者に対して、60歳から3,000ルピーの年金支給を行う旨が発表され、対象となる労働者は1億人に上る見込みです。
・映画の検閲窓口の統合
従来は複数存在したインドの映画製作における検閲窓口が1本化されました。
本日は以上です。
Tokyo Consulting Firm Private Limited
チェンナイマネージャー
中村 匠吾(なかむら しょうご)
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