インド BOCW法 1996

労務

皆さま、こんにちは。
チェンナイ支店マネージャーの太田佑弥です。

今回は、【インド BOCW】について、解説致します。
みなさんは、BOCWという言葉はご存知でしょうか?

インド、もしくは海外でビジネスをする上で知っておくべきことですので、ご紹介しようかと存じます。

実際に何も情報がない状態で進めるのは不安もありますよね。逆に、情報がたくさんありすぎてどこの情報を拾えばよいかわかりにくい部分もございます。

弊社では27ヶ国44拠点保有しており過去事例がたくさんございます。
そのデータ中からこういった場合どういう対策を取ればよいのかということをお話したいと思います。

 

今回は、インド BOCW actについてご説明いたします。

 

インドの建設業界には、労働者のほとんどの技術が低いことから劣悪な環境や非人道的な状況下で働くことがあります。

このような、非人道的な労働条件や安全基準などに対処するために、インド政府は1996年にRegulation of Employment and Conditions of Service(以下「BOCW法」と呼ぶ)を制定しました。

BOCW法は、全国の建築および建設活動に従事する労働者への援助を目的とする社会福祉法です。
BOCW法の前文が、下記のように説明しております。

「建物およびその他の建設作業員の雇用とサービスの条件を規制し、それらの安全、健康および福祉措置、およびそれらに関連または付随するその他の事項を規定する行為。」

これに基づき税金の支払いを求められる可能性がございます。

 

もし、求められていることがございましたら専門の弁護士もおりますのでお気軽にご相談くださいませ。


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東京コンサルティングファーム・デリー拠点
太田 佑弥(おおた ゆうや)

 

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