ミャンマーでの飲食店進出

税務

ミンガラバー!ミャンマー駐在員の杉山です。

今回は、ミャンマーで飲食店を進出させる手続きについて触れてみたいと思います。

まず、①出店する地域のYCDC(Yangon City Development Committee)で飲食のライセンス手続きをし、その後、アルコールを扱う場合は②出店するタウンシップのオフィスで手続きをします。
出店する地域ごとにプロセスは違うので、以下はご参考まで。

①Yangon City Development Community
→レストラン経営の為に、YCDCに申請します。

ライセンス取得は規模により変動します。
オーナーのカラーの写真やパスポートコピーはもちろん、土地や建物の契約書や建物全体が写った写真なども求められます。
また、衛生、電気などを管轄する政府からの推薦状や出店するタウンシップの消防署からの推薦状も必要書類に入っております。

②(例)Bahan Township のgeneral office(手続きはタウンシップごとに違います)
→アルコールを扱うにはタウンシップに届出る必要があり、そこでライセンス取得します。
受付は通年で行っていない場合があるのでご注意ください。
ライセンス料は、扱うお酒によって変動し、ビールのみの場合は、5L(約5万円)、ビール+他のお酒を扱う場合は、12L(約12万円)と言われています。
また、店舗を出すタウンシップの警察、district office、市民からの推薦状を得る必要があるようです。

ライセンスの有効期限は1年間となっており、その後はリニューアルが必要となります。

もし、会社設立に関わらず、少しでも財務・税務・労務関係で、ご質問やご不安な事などありましたら、こちらからご連絡頂ければと思います。

※記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

以上

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