Provident Fundの加入基準となる給与は?

労務

皆様 こんにちは

インドムンバイ駐在員の谷川です。今週もお客様から寄せられた様々な質問にお答えしていきます。

 

Q: PFの強制加入要件は給与が15,000ルピー未満の従業員と聞いています。この“給与”というのは総支給額でしょうか?それとも基本給の事を指すのでしょうか?

 

A: 基本給です。

1952年従業員積立基金および雑則法(Employees’ Provident Funds and Miscellaneous Provisions Act, 1952)第6条に

“The contribution which shall be paid by the employer to the Fund shall be ten percent. Of the basic wages, dearness allowance and retaining allowance, if any,~

とありますので、基本給・補てん手当(dearness allowance:インフレ手当)・残留手当(retaining allowance:主に幹部層に付与されるインセンティブ)が該当いたします。

通常、dearness allowanceやretaining allowanceを支給している会社は少ない為、基本的には基本給が基準となると考えて良いかと存じます。

 

今週は以上となります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited

ムンバイ駐在員

谷川 千裕(たにがわ ちひろ)

TEL: +91 7678007312 / E-MAIL: tanigawa.chihiro@tokyoconsultinggroup.com

 

 

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