こんにちは
東京コンサルティングファーム インド・デリーオフィスの若杉大勝です。
最近はコロナウィルスの影響で、資金調達が必要な企業様も少なくはないとお伺いしております。
そこで、今回は借入金ではなく増資をするメリット・デメリットや増資の手続き概要のご紹介をしていきたいと思います。
増資のメリット:
- 返済義務のない資金調達
- 資金使途等制限はないため、自由な資金運用することが可能
- グループ企業内の余剰資金の有効活用
増資のデメリット:
- 原則、増資の資金を出す親会社としては配当のみが資金回収手段となる
- 関連するコンプライアンスや手続き等が多く、煩雑
- 現在の資本額次第であるが、各種申告や会社秘書役の設置等の追加コンプライアンスが発生する可能性がある
増資手続き概要:
増資: 資本株式の発行 (資金調達の方法として最も一般的な方法)
- 使途:制限なし
- 借入期間:期限なし
- 借入金額の上限:授権資本枠内
※ただし授権資本枠を変更するときは、定款の変更が求められ株主総会の特別決議(4分の3以上の賛成)が必要となります。 - 現地法人の金利負担:なし
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
【 Wiki-Investment 】
~ 『海外投資の赤本シリーズ』、待望のデータベース化! ~
海外進出の対応国数30か国! ビジネスサポート企業数550社以上!!
新興国を中心に海外ビジネス情報(会計、税務、労務、基礎知識、設立、M&Aなど)をまとめたデータベース!
各国のビジネス基礎情報に加え、最新の法改正やアップデートについて、逐一更新しております!
以下、URLより無料会員登録(24時間お試し)も可能ですので、ぜひご覧ください!
URL:https://www.wiki-investment.jp
Tokyo Consulting Firm Private Limited
東京コンサルティングファーム・デリー拠点
若杉大勝
※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。