【インドにおける増資のメリット・デメリット及び、手続き概要のご紹介!!】

こんにちは
東京コンサルティングファーム インド・デリーオフィスの若杉大勝です。

最近はコロナウィルスの影響で、資金調達が必要な企業様も少なくはないとお伺いしております。
そこで、今回は借入金ではなく増資をするメリット・デメリットや増資の手続き概要のご紹介をしていきたいと思います。

 

増資のメリット:

  • 返済義務のない資金調達
  • 資金使途等制限はないため、自由な資金運用することが可能
  • グループ企業内の余剰資金の有効活用

 

増資のデメリット:

  • 原則、増資の資金を出す親会社としては配当のみが資金回収手段となる
  • 関連するコンプライアンスや手続き等が多く、煩雑
  • 現在の資本額次第であるが、各種申告や会社秘書役の設置等の追加コンプライアンスが発生する可能性がある

 

増資手続き概要:

増資: 資本株式の発行 (資金調達の方法として最も一般的な方法)

  • 使途:制限なし
  • 借入期間:期限なし
  • 借入金額の上限:授権資本枠内
    ※ただし授権資本枠を変更するときは、定款の変更が求められ株主総会の特別決議(4分の3以上の賛成)が必要となります。
  • 現地法人の金利負担:なし

今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。


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東京コンサルティングファーム・デリー拠点
若杉大勝

 

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