【インドの1936年賃金支払法についてのご紹介!】

労務

こんにちは
東京コンサルティングファーム インド・デリーオフィスの若杉大勝です。

今回は、インドの1936年賃金支払法についてご紹介したいと思います。

 

1936年賃金支払法は、企業による賃金の支払いを確保し、労働者を保護することを目的としており、1か月あたり24,000ルピー以下の賃金を得ている労働者が対象となります。
*この賃金には報奨金・時間外手当・休暇中の給与は含みますが、住宅補助手当は含みません。

 

支払期日に関しましては、

  • 使用する労働者数が1,000人未満の企業の場合:翌月7日まで
  • 使用する労働者数が1,000人以上の企業の場合:翌月10日まで

となります。

 

また、支払い方法は、

  • 現金・小切手・口座振込による
  • 日給・週給・2週間・月給払い

があります。

 

控除項目は、欠勤控除・罰金・家賃・前払金返済・ローン返済・所得税・社会保険料等となります。
控除の限度額は、協同組合の場合は賃金の75%、それ以外の事業所の場合は50%となり、遡って控除をする場合には、12か月まで遡ることが可能です。

 

今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。


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東京コンサルティングファーム・デリー拠点
若杉大勝

 

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