ディワリギフトについて

 皆さんこんにちは。インド駐在員の中道です。インド最大のお祭り、ディワリまであと1か月となりました。社員のディワリボーナスや、ディワリギフトのための予算を考える会社も多いのではないでしょうか。私もちょうど予算を見直していたところです。ディワリとはヴィシュヌ神の生まれ変わりである英雄ラーマが14年間追放されていた自分の王国アヨーディヤに無事帰還したことを祈って行われ、女神ラクシュミ(ヴィシュヌ神の妻)を迎えるお祭りです。

 このディワリでは日本のお歳暮のような習慣があり、お世話になっている取引先などにもそのギフトを贈ります。長引くインフレや国内外の経済低迷による業績の悪化によりディワリの予算は2011年から年々平均は下がり続けています。

 さて、ギフトはナッツやドライフルーツ、最近ではチョコレートの詰め合わせ等もみられる。貴金属をあしらったものは最近では金の高騰が叫ばれ避けられる傾向にあり、近年増えているのが、携帯型タブレットや家電製品です。その他にも陶磁器、壁掛けの時計やヒンドゥー教の神様の像なども根強く人気のようです。

 社員のディワリボーナスに取引先のディワリギフト、社内用イベント費など、何かとお金がかかるシーズンですね。インド人にとっては年に一度の大イベントです。会社は事前に予算を確保し、皆のモチベーションアップの機会に十分活用しましょう。

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