ブラジルの大統領に関する基本事項、新大統領の方針について

こんにちは。
東京コンサルティングファーム・ブラジルの田村彩紀です。
今週は、ブラジルの大統領に関する基本事項、新大統領の方針に関して記載をいたします。

質問)
1か月半ほど前の10月末に、新大統領が決まったとのことですが、ブラジルの大統領に関する基本事項含め、新大統領の方針を教えていただけますでしょうか。

回答)
はじめにブラジルの大統領に関する情報について、簡単にご説明をさせていただきます。
ブラジルは、連邦共和制(大統領制)であり、大統領の任期は4年、再選は1度まで認められているので、最長で8年、就任することが可能となります。

直近15年の大統領の変遷は以下となります。

なお、2016年に再選した、ブラジル初の女性(元)大統領 ジルマ・ルセフ氏ですが、弾丸裁判により罷免され、その後、ルセフ氏が大統領時期に副大統領であったミシェル・テメル氏が、2016年8月に、任期2年というかたちで大統領に就任いたしました。

次に、2019年1月より就任予定の、ジャイル・ボルソナロ氏の政策に関して記載をさせていただきます。なお、こちらは10月末の大統領選挙直後の政策となりますので、10月末以降、変更している恐れが十分に考えられますため、ご了承いただければと存じます。

各方面、様々な政策をかかがてはおりますが、実現可能へと向かうには、議会での可決が必要となっていきます。しかしながら、現状、ボルソナロ氏が属する、社会自由党(PSL)の議席数は、全体の10%程度となっております。議会にて可決となるには、他の政党からの支持を得るというのが重要となっていきます。

ご参考にいただけますと幸いです。

お読みくださりありがとうございます。

 

株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点

田村 彩紀

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