ブラジルへの郵送の留意点(コロナ禍での条件変更含む)

こんにちは。

今週は、ブラジルへの荷物の郵送に関して、3つのポイントに絞ってお伝えをさせていただきます。
昨年より続いております、新型コロナウイルスの影響も踏まえまして記載しておりますので、是非お読みいただけたらと思います。

 

コロナ禍で利用できる物流会社が限られている。

昨年の新型コロナウイルスの影響を受け、2021年1月現在、EMS(国際スピード郵便)でのブラジルへの荷物の郵送は一時的に停止をしております。
https://www.post.japanpost.jp/cgi-kokusai/country.php?cid=31

 

新型コロナウイルスがブラジルでも流行はじめた当初から今現在までEMSでの郵送の一時停止は続いており、今後も中長期的に利用できない時期が続くと考えられます。

そこで今2021年1月時点で利用可能な会社は下記となります。

  • FedEx
  • DHL
  • USP
  • SUZAN

現在も日本、ブラジルともに新型コロナウイルスの状況は変わっていっておりますので、もし郵送の予定がある場合は一度、各企業のHPにアクセスのうえ内容をご確認ください。

 

ブラジルでは輸入の規制があり、輸入するためにはライセンスが必要な場合、
あるいは輸入そのものができないものがある。

ライセンスの有無、輸入の制限に関する詳細については、ここでは割愛させていただきますが、医療関連、電子機器、植物、動物性・由来のものに対して、ライセンスが必要あるいは輸入の制限がある傾向にあります。

詳細については、一度物流会社様へお問い合わせください。

 

郵送代以外にも関税や他の税金がかかる傾向にある。

ブラジルは税制が複雑で、郵送においても場合によっては多額の税金がかかるケースがございます。

実際にどんなものに対してどのくらいの税金が発生するか個別のケースとなるためここでは割愛させていただきますが、かかる可能性のある税金としては以下の税目があります。

  • IMPOSTO DE IMPORTAÇÃO (輸入税)
  •  ICMS (商品流通サービス税)
  •  IPI (工業製品税)

また、税金を計算する際のベースの金額は商材そのものの金額だけではなく、郵送費を含めた金額となることが多いため、この点についても注意が必要です。

 

弊社では物流会社との連携や、税金に関する内容のご説明などサポートすることが可能でございます。
ご相談事項がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

引き続き皆さまにとって有益な情報を発信してまいります。
お読みくださりありがとうございます。


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株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点
田村彩紀

 

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