短期滞在のビザについて

こんにちは。
東京コンサルティングファーム・ブラジルの田村彩紀です。
今週は、短期滞在のビザに関して記載をいたします。

質問)
出張でブラジルに行くことが決まりました。ブラジルは短期滞在であっても、ならびに入国するだけでもビザが必要であると聞いております。具体的な手続きの流れや必要書類などを教えていただけますでしょうか。

回答)
ご認識の通り、ブラジルでは、入国するのみ、また短期の滞在であってもビザの取得が必要となります。
短期の滞在であれば、VISAの種類は大きく分けて、以下の2種類となります。

1. VIVIS (e-VISA) 電子訪問査証
2. VIVIS 領事館で申請をする訪問査証

1のe-VISAですが、2018年より手続きが開始となり、これまで領事館での申請のみ、ビザの取得が可能となっていた状況から、ビザ手続きの大幅な簡略化が進みました。

必要書類は、写真とパスポートのデータのみとなり、他の必要情報はオンライン上にて入力をいたします。申請から完了までは、5営業日以内となります。手続きにかかる申請料も、領事館での申請よりも安く、44.24 USD(約 5,000円)となります。ただし、滞在可能期間は90日以内となり、90日以上の延長はできません。詳細は以下のURLをご確認いただければと存じます。
http://www.vfsglobal.com/brazil-evisa/Japanese/prepare-your-application.html#temporary_documents

もう一方のVIVIS(領事館にて申請を行うビザ)ですが、主な必要書類は以下となります。
(滞在目的により、追加・不要書類の可能性有)
– パスポート
– オンライン申請の申請書のコピー
– 写真
– 渡航目的に応じた必要書類(往復航空券、銀行の残高証明、推薦状 など)
詳細は以下のURLをご確認ください。
http://nagoia.itamaraty.gov.br/ja/rrrr_vivis.xml

申請から完了までは、約6日から10日営業日となります。手続きにかかる申請料は、10,400円です。なお滞在可能期間は、90日となりますが、延長手続きにより、ブラジル連邦警察の判断に基づき、最大180日間の滞在(90日間の延長)が可能となります。

これまでに述べた内容を表にまとめて整理いたします。

なお、上記に記載した情報は、2018年11月現在の情報ですので、場合によっては変更となっている事項がございます旨、ご了承のほど、何卒お願いいたします。

以上、ご参考にいただければ幸いです。

お読みくださりありがとうございます。

 

株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点

田村 彩紀

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