銀行の定期預金利息には税金がかかるのか?

法務

皆様 こんにちは
インドムンバイ駐在員の谷川です。さて、本日もお客様から寄せられた様々なご質問にお答えしていきます。

 

Q: 私はインドの銀行に定期預金を入れています。定期預金の受取利息に所得税がかかるかと思いますが、これはどのように支払えば良いのでしょうか。ご教示頂けますと幸いです。ちなみに普通預金の受取利息は所得税課税の対象となるのでしょうか?

 

A: 定期預金の利息は、ご本人様の年間の総所得に含めて所得税を計算します。利息が支払われる際、銀行がTDSとして10%を差し引きます。日本人駐在員様の給与水準の場合はほとんどのケースで所得税が約30%ですので、貴社には残り約20%(30%-10%)をご負担頂く事となります。お支払い方法は様々な方法がありますが、3月度の給与に対するTDS支払い、もしくは中間納付にて考慮する方が多いかと存じます。

また、普通預金の利息は、所得税第80TTAにより、年間10,000ルピーの未満は課税免除となります。
10,000ルピーを超える場合は課税となり、通常弊社では7月末に行われる確定申告の際に情報を頂戴し、調整します。

 

今週は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited
東京コンサルティングファーム・ムンバイ駐在員
谷川 千裕(たにがわ ちひろ)

 

 

 

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