~ SBV ~

Tokyo Consulting Firm Private Limited
Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited
バンガロール支店 マネージャー
岩城 有香 (いわき ゆか)
TEL: +91 99-8033-7615 / E-MAIL: iwaki.yuka@tokyoconsultinggroup.com

こんにちは、インド大好き、TCFインド・バンガロール駐在員の岩城です。 
日頃、お客様から寄せられる質問等につきまして、Q&A方式で回答させていただいております。

Q:SVB承認とはどのようなものですか。どのようなメリットがるのでしょうか。また手続きについて教えて下さい。
A:SVBとはSpecial Valuation Branchの略語です。
これは、インドの会社が海外の関連会社(資本関係のある会社)から物品を輸入する際に、適正価格で取引を行っているか、非関連会社からの輸入価格に比べて不当に安い価格で取引を行っていないか否かを審査している、官庁の名前です。SVB当局は、チェンナイ、コルカタ、デリー、バンガロール、ムンバイの5か所の税関にあります。
インドの会社が海外の関連会社から物品を輸入する際に、関税とは別に1~5%のEDDと呼ばれる担保金を追加で課せられることになります。背景としては、関連会社からの輸入価格が、非関連会社からの輸入価格に比べて安く取引をしていとみなされ、その差異を補うため追加で課せられるものです。よって、非関連会社からの輸入価格と同様であるという申請を行い、一旦承認される(適正価格と認められる)と、向こう3年間はEDDを支払う必要がなくなります。また、過去のEDDの一部還付手続きも可能ですが、審査・承認には適正価格取引であるという証明の為の様々な書類の準備と、手続きと時間が必要です。
SVBの承認には、letter of authorityと呼ばれる買取授権証書や、売買契約書、適正価格の理由、当局への質問状の回答、IEC番号、PAN番号をはじめ、多くの書類が必要になります。
   
その他ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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