皆さん、こんにちは。
インド デリー駐在員の武田です。
本日の話題は、評価制度の作成について③です。
お客様からのご質問に回答致します。
【質問】
昇給率について悩んでいます。
インドでは、一般的に10%前後と言われますが、今年度は売上もあまり大きくなく、
正直そんなに予算も多くありません。
このような場合でも10%は維持しないといけませんか。
【回答】
昇給については、個人の評価、インフレ率等の社会的要素、そして会社の業績が加味され決定すべきです。
すなわち、いくら個人のパフォーマンスが良くても、社会的な要素が大きくても会社の業績が芳しくない状況では、
大きな予算を設定する事ができません。
ある一定以上の役職者には、会社の現状を説明し、今年度は大きな予算は取れないが、
来年度業績が回復すれば、ある程度の予算を確保する事ができる旨を説明する事をおすすめします。
上の役職者においては、一部経営に責任をとるべき者もおりますので、
丁寧に説明し、翌年のモチベーションになるようにマネジメントする事が重要かと思います。
本日は以上です。
Tokyo Consulting Firm Private Limited
インド デリーマネージャー
武田 麻利奈(たけだ まりな)
TEL: +91 9818956431 / E-MAIL: takeda.marina@tokyoconsultinggroup.com
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