こんにちは
東京コンサルティングファーム インド・デリーオフィスの若杉大勝です。
今回は、インドにおける「MSME」についてご紹介したいと思います。
MSMEとは、Micro, Small & Medium Enterprisesの略で、中小零細企業の意味です。
こちらは、売上額や工場・機材・設備に対する投資額によってカテゴリーが異なります。
MSMEの条件と閾値が今年(2020年)の5月に変更いたしましたので下記にて変更後の情報を記載します。
条件：
製造業やサービス業であること
閾値：
- 零細 ：投資(1千万ルピー未満) かつ 売上(5千万ルピー未満)
- 小規模：投資(1億ルピー未満) かつ 売上(5億ルピー未満)
- 中規模：投資(5億ルピー未満) かつ 売上(25億ルピー未満)
上記の条件に該当するといって自動的にMSMEになる訳ではなく、MSMEに登録をする必要がございます。
MSMEに登録することによる一般的なメリットとしては
- 顧客からの債権回収のスピードが上がる
→ベンダーがMSME企業の場合、お支払いを45日以内にしなければ支払い遅延金が発生し半年に1度MSME-1というフォームを申告しなければいけなくなる為。 - 無担保や低金利のローンを借りることができる
- 会社の電気代を支払わなくてよくなる(＊州によって異なります)
がございます。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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東京コンサルティングファーム・デリー拠点
若杉大勝
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