~株主総会について~

Tokyo Consulting Firm Private Limited
Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited
南インドマネージャー(チェンナイ、バンガロール)
猪飼 太志(いかい ふとし)
TEL: +91 97892 37529 / E-MAIL: ikai.futoshi@tokyoconsultinggroup.com

皆さん、こんにちは。
南インドマネージャーの猪飼です。

今週も皆様から寄せられたご質問についてお答えしていきます。

Q: インドの株主総会の種類について教えて下さい。

A:株主総会は、株主によって構成される会社の最高意思決定機関のことです。インドの会社法上、株主総会は、法定株主総会、定時株主総会、臨時株主総会の3種類があります。法定株主総会は、公開会社の設立後に開催が必要な総会で、非公開会社では開催の必要はありません。日本では、募集設立による会社設立の場合、創立総会を開催いたしますが、法定総会は、これに類似したものです。日本の創立総会は、設立登記前に行いますが、インドの法定株主総会は、設立後に行われると言う点で、日本とは異なります。次に定時株主総会についてですが、これは、年一時開催する必要がある総会です。通常、決算報告、配当、取締役の選解任、報酬の決定等を行います。また、会計年度の末日から6月以内に行う必要があります。日本は、3月以内となっておりますので、インドは日本に比べると、法定期間が緩和されております。最後に臨時株主総会についてですが、これは必要に応じて開催する総会となっております。

東京コンサルティングファーム
猪飼 太志

 

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