インドにおけるE-invoiceについて

会計

インドバンガロール古川泰加

「E-invoiceについて」

 

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

東京コンサルティングファーム インド・バンガロール支店の古川泰加です。

 

本日はE-invoiceについて簡単に見ていきたいと思います。

 

GST評議会は、2019年9月29日に、2020年1月1日から、企業間取引に対する「電子請求書」(E-invoice)の導入を決定しました。 この電子請求書(E-invoice)の導入によってGST申告を事前入力することができるようになるため、申告がより簡素化されることとなります。

 

E-invoiceは、GSTポータルで使用するうえで、GSTネットワーク(GSTN)によってB2B(企業間取引)請求書が電子的に認証されるシステムです。

 

今回の電子請求システムでは、GSTネットワーク(GSTN)によって管理される請求書登録ポータル(IRP)によって、すべての請求書に対して識別番号が発行されます。

 

すべての請求書情報は、この請求書登録ポータルからGSTポータルとe-way請求ポータルの両方にリアルタイムで転送されることになります。請求書登録ポータル(IRP)からGSTポータルに直接渡されるため、ANX-1 / GST申告の提出中に手作業でデータを入力する必要がなくなると言われております。

 

今回の導入によって請求書作成おいて標準化されたフォーマットになるため、煩雑さが軽減されます。

E-invoiceは、税務当局がデータにアクセスできるため、詐欺事件の数を減らすのに役立つのではないかとも言われています。

 

スムーズに行うためには事前にある程度準備が必要になるかと思われますので、
ご相談いただければ幸いです。ご不明点ございましたら無料相談もしておりますので、ぜひお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

Tokyo Consulting Firm Private Limited
東京コンサルティングファーム・バンガロール支社
古川泰加(ふるかわやすか)

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