2018年6月マハラシュトラ州政府が州全体のプラスチック禁止令を施行してから1年が経ちました。ムンバイ当局は、これまでに
違反者から3千万ルピー以上の罰金を徴収したと発表しています。
プラスチック製品の使用に対する州全域での禁止は、2018年6月23日に施行され、初回犯罪者の場合、罰金は5,000ルピー、2回目の違反者は10,000ルピー、3度目の違反者に対して、3ヶ月の懲役刑と25,000ルピーの罰金が科されます。
世界的にプラスティック製品の規制が進む中、ムンバイは先駆的に取り組んでいるといえますが、環境保護以外にも、プラスティック規制はムンバイの気候と深く関係しています。
ムンバイでは長年ゴミの未処理や路上での山積が問題になっており、雨が降る際には、路上に捨てられているビニール袋が道路の側溝に詰まる原因であるとされていました。
2017年の大雨では、ビニール製品の障害物で排水がされず大規模な冠水の被害を受け、死者も出ました。
プラスティックに限らずこうした大々的な規制に関しては、迅速に対応できるよう、政府からの最新情報に十分に気を配る必要があります。
弊社では弁護士が、政府の法令を基にアドバイスを行う事も可能ですので
お気軽にご相談頂けますと幸いです。
株式会社東京コンサルティングファーム インド拠点
塚本 沙樹
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