インドの工場における契約社員に抱えるお悩み

労務

ナマステ!

 

5月に入り、インド北部は大荒れの天気になったようです。

砂嵐で100名犠牲になり、ニムラナ地域もこのニュースの影響で

あえて砂嵐の起こりそうな日は休業する予定だとか。。

 

個人的にオズの魔法使いで、おとぎの国に連れていってくれればいいんですが。

皆さまどうかお気を付け下さいませ!

 

さて本日はあるお客様の工場にて、社員の方々に仕事場の現状や不満を聞く

Grievance Meetingを開き、弊社弁護士と共にお話を聞かせて頂きました。

 

そこで、直接雇用ではない契約社員様が抱えるお悩みで、人員を送る派遣会社の責任と問題が明るみとなりました。

 

・契約社員がAppointment Letter採用通知書を受け取ってない。

・契約社員がWage Slip給与明細書を受け取っていない。

・ESIC(Employee’s State Insurance)が機能していない。

 

一概には言えませんが、上記の問題は日系企業の責任の範囲ではなく、提携を結んでいる派遣会社の責任範囲に当たります。

 

不満を抱えた契約社員が労務局などに申し出ることを防ぐためにも

一度派遣会社がどの程度、雇用環境や福利厚生において責務を果たしているのか

契約書の確認と実態の調査を行う機会があった方が良いと提案致します。

 

 塚本 沙樹

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