不動産売却時の課税について/Tax related to sales on real estate

東京コンサルティングファーム タイ事務所の長澤です。

今週はタイの不動産売却時の課税についてです。

 

Q.

タイ法人で所有している不動産の売却を検討しています。その際に課される税金はどのようなものがありますでしょうか。また、日本法人でも一部タイの不動産を所有していますが、日本法人がタイの不動産を売却する際の取り扱いは異なるのでしょうか。

We’re considering sales on real estate that our Thai subsidiary owns. What type of tax we have to pay? And our Japan parent company also owns real estate in Thailand. If Japan parent company sell real estate, what about tax?

 

A.

タイでの課税については以下の5点が挙げられます。

The company need to follow 5 topics below.

 

1. 固定資産売却損益にかかる法人所得税

Income tax on gain/loss on sales of fixed assets

2.登記変更手数料:売却価額(ないしは評価価額のいずれか高い方)の2%

  Registration fee: 2% of sales value (or evaluated value, whichever is higher)

3.印紙税:売却価額(ないしは評価価額のいずれか高い方)の0.5%

  Stamp duty: 0.5% of sales value (or evaluated value, whichever is higher)

4.特別事業税:売却価額(ないしは評価価額のいずれか高い方)の3.3%※購入より5年以内の売却の場合に適用となります。

  Special business tax: 3.3% of sales value (or evaluated value, whichever is higher) * If, only if, sell real estate within 5 years from purchase

5.源泉税:売却価額(ないしは評価価額のいずれか高い方)の1%

  Withholding tax: 1% of sales value (or evaluated value, whichever is higher)

 

1.について、タイの不動産を売却では売却価格と簿価の差額を固定資産売却損益として計上しますので、売却益の場合にはその分課税金額が増えることとなります。こちらはタイ法人の場合にはタイの確定申告、日本法人の場合には日本の確定申告の取り扱いとなります。

For No.1, income tax will increase/decrease due to the gain/loss on sales of fixed assets.

 

2.-5.については、通常売買契約書上で当該税金の負担者を決定することとなります。一般的には売却側の負担が多くなっていますが、購入者側が負担する場合には貴社での負担は不要となります。

For No.2-No.5, we normally decide burdened party in selling agreement. Almost cases seller burdens, but in case purchaser burdens, you don’t have to pay for it.

 

貴社で2.-5.を全て負担する場合、上記2.-4.についてはコストとなります。5.については前払税金としてタイでの確定申告、ないしは日本での確定申告時に(外国)税額控除の処理が可能となります。その場合には、歳入局より事前に証明書の取得をする必要です。

If you burden all of No.2.-5., No. 2.-4. is the cost as your company. And for No.5, withholding tax is a kind of prepaid tax, so that you could declare as tax deduction in Thailand or in Japan. In that case, you need to obtain certification from Revenue Department.

 

なお、2.登記変更手数料は土地局(Land Office)、3.-5.は歳入局(Revenue Department)が管轄となります。

By the way, Land Office is jurisdiction for No.2, meanwhile Revenue Department is jurisdiction for No. 3.-5. .

 

 

以上

東京コンサルティングファーム

長澤 直毅

 

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2019-10-23

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