ティンジャン(大型連休)中のコロナ関連対応について

法務

ミンガラーバー
ミャンマー拠点の西野由花です。

 

ミャンマーでは4月10日から4月19日までティンジャンと呼ばれるミャンマー新年の大型連休となります。

普段ですとこの時期は多くの帰省者や観光客などが路上で水を掛け合う水かけ祭りが盛大に行われますが、今年のティンジャンは新型コロナウイルスの影響もあり非常に静かな祝日となりそうです。

ヤンゴン地域政府、マンダレー地域背不を始め各州・地域政府より、ティンジャン期間中の過ごし方についての声明が行われました。
今回の記事では特にヤンゴン、マンダレー地域に関する声明についてご紹介いたします。

 

目次

・ヤンゴン地域政府

ティンジャン期間中は必要不可欠な用事を除き外出を自粛し、自宅への滞在の協力を求めています。

「必要不可欠な用事」として医療にかかわること、及び食料品の買いだしなどが挙げられます。
これらは強制的なものではなく、空港への移動や業務などについて制限するものではありません。

 

・マンダレー地域政府

一方、マンダレーでは4月6日~間の4月21日の、食料品店、医療品販売品店、医薬品製造業、病院や銀行、インフラに関わる事業など必要不可欠な事業を除くすべての事業の停止を命じているほか、貨物車両と自家用車以外の車両の通行の停止も命じています。

日系企業の多く所在するヤンゴンにおいてはロックダウンのような厳しい措置ではなく、「不要不急の外出の自粛依頼」という対応となっておりますが、その他州や地域におきましては、州によって自粛の要請。必要不可欠な業務の停止を命令。など異なる指示を出しています。

これらは主にティンジャン期間の前後数日のみを対象期間としていますが、連休終了後の政府の意向については発表がいまだされていないため、引き続き注意をしていく必要があります。

 

以上となります。

ミャンマーにおける新型コロナウイルスへの対応は日々変化しており、随時新たな通知が公開されます。
今回の記事は2020年4月7日現在の情報となっており、情報の変更がある可能性がございますこと、ご了承ください。

 

新型コロナウイルスの影響はもはや避けようがなく、今後は以下にして現状を把握し、この困難を乗り越えていくべきかの対策を考えていく必要があります。

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Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)・ヤンゴン駐在員
西野由花(Nishino Yuka)

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