就業規則について

労務

38日はHoli祭のためほとんどの会社が祝日としています。インドのFestival Holidayの中でも最大級のお祭りでDiwariと匹敵するほどです。もともとは豊作祈願の祭りであり、のちに悪魔祓いの伝説も加わったとされています。その象徴として色粉やそれを水に溶かした色水を知人や見知らぬ人にかけたり塗りつけたりします。時には就業時間でさえ色水を付けられることもあるといいます。

 

インドの風習であるため楽しむのもいいのですが、やはり就業時間中となるとそういうわけにもいきません。会社によっては就業規則の中に、「Holiの時でも職場内で色水はかけないこと」と明記している会社もあります。

 

インドでは就業規則作成義務は社員100人以上となっていますが、会社のルールとして就業規則を作成しておくことが一般的となっています。社員側からも就業規則の開示を求められることが多々あります。また、思いもよらない理屈で賃金や有給を要求してくることもあります。形式上ただそろえるだけの就業規則ではなく、会社の運営にとって必要な条件を考え、開示することが大切です。

以上

インド駐在員 仁井

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