皆さん、こんにちは。
今週は先週に引き続き人事評価制度に触れたいと思います。
先週は日本人の特徴と日本の教育制度について見ていきましたが、今週はインドに焦点を合わせてお話しします。
インドの評価制度はずばり個人主義・成果思考が根底にあると言えるでしょう。日系企業に比べてプロセスより
も成果に重点が置かれ、目標達成度が問われます。
またインド人はスキル思考が強く、専門分野に特化した人材になりたがりますし、会社もそのような人材を育成
する傾向があります。
ずばりメリットは
・新卒中途関係なく柔軟な雇用が行われるので、有能な人材が確保できる
・個人成果主義に基づく評価を受けることによるモチベーション向上
・効果的な人件費配分と削減ができる
・活発な企業活動が期待できる
等が挙げられるでしょう。それに対してデメリットは
・個人が持つ技術やノウハウが組織に伝わらない
・差を付けられた社員の忠誠心が失われる
・短期的で簡単な目標を設定してします
等が考えられます。
さて、ここで日本とインドの教育システムの折衷点を見つけ、両者のデメリットを克服し、メリットのみを残す
ような人事評価制度を作るにはどのようにすればいいのでしょうか。
来週は私が考えるアプローチについてお話ししたいと思います。
本日は以上です。
Tokyo Consulting Firm Private Limited
チェンナイマネージャー
中村 匠吾(なかむら しょうご)
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