インド人マネージャー教育④

労務

 こんにちは。Gurgaon事務所の仁井いずみ(ニイ)です。今回はマネージャー教育について4つ目のポイントです。 

<移管の流れ>
① 幹部候補と団結する
② 幹部候補がすべきことを明確にする
③ 社員全員の意識を統一させレポーティングラインを強化する
④ 幹部候補OJTを行う

④ 幹部候補OJTを行う
レポーティングラインが確立され、会社の目標を達成する思いが共有できたとしても、人は確立された自分の処理方法を実行しがちであるため、日々の業務処理が雑だと感じることがあります。例えば、報告もなくペンディングにしている、遅刻者に対して注意しない、業務の成果物が不正確である、顧客から得た情報を社内で共有していない、などです。これらを発見した場合、幹部候補は対象者に対してすぐに指摘をしなければなりません。幹部候補はこれに気付かず指摘をしない場合があります。現MDは指摘ポイントに気付いた場合、すぐに幹部候補から対象者に対して指摘をさせます。幹部候補者が対象者に対して、遅刻をしてはいけない理由、情報共有を行わなければいけない理由や目的を話すことで、教育癖が付き、MDの感覚を身に着けることができます。

移管の4つのポイントをご紹介しましたが、これらは毎日根気よく続けることが重要です。1,2年ほどは十分かかりますので、あきらめずに継続していきましょう。

 

 

以上

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