入関税に伴う物品の変動


皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループインド拠点の長山 毅宏です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「入関税に伴う物品の変動」についてお話していこうと思います。

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入関税に伴う物品の変動

インド財務省は1月22日、一部の貴金属に対する輸入関税と目的税を合わせて15%程度にまで引き上げると発表しました。(Notification No. 05/2024)

金や銀を使用したフックやピンなどの貴金属留め具部品、貴金属でできたコイン、貴金属を含む廃触媒や灰などが対象となります。
基本税の10%に加えAIDC(農業インフラ・開発目的税)は金・銀を使用した貴金属留め具部品は5%、貴金属のコインは5%となっています。

また一部輸入関税の引き下げにより、恩恵を受ける企業がアップルなどの携帯電話を製造する会社です。
インド財務省は1月30日、輸入関税を15%から10%に引き下げると発表しました。(Notification No. 09/2024)
バッテリーカバーやメインカメラのレンズ、背面のカバー、プラスチックや金属の機械部品、GSMアンテナなどが関税引き下げの対象になります。

今回の輸入関税政策は輸入に頼る貴金属の抑制と内国需要の創出という観点での取り組みであることが分かります。
いずれにしてもインドの貿易赤字からの脱却がキーワードになるかと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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長山 毅宏

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