インドGST(Goods & Service Tax)の課税対象について

税務

みなさんこんにちは、本日は「インドGST(Goods & Service Tax)の課税対象について」についてお話したいと思います。

 

インドGST(Goods & Service Tax)の適用税率について

GST の税率は、物品やサービスの種目に応じ、0%、5%、1 2%、1 8%、2 8% の5 段階に区分されています。自動車やタバコ製品などの贅沢品については、2 8% に加えてGST 補償税(GSTCompensation Cess)が3 ~ 200% 加算されることになります。
物品に関して言えば、穀物類は非課税、生活必需品は5%、贅沢品・嗜好品は2 8%、それ以外は標準税率である1 2%、もしくは1 8% が採用されています。単一の間接税レートを採用している多くの先進国と比較すると、インドのレートが依然として複雑であることは否めませんが、GST 導入前は複数の税種・税率があったことを考慮すると、簡素化されたと言えるでしょう。

2 0 1 8 年3 月時点では、物品やサービスの種目に応じて税率が適用されます。
一部の物品の購入については、州政府の税源を補償することを目的として、最高税率である28% に加えてさらに追加税が課されます。上記に加え、住民福祉協会(Resident Welfare Association)など人格のない社団、もしくは、非営利団体がメンバーの寄付金に対して行う役務の提供については、免税限度額が月5,0 0 0 ルピーから7,500 ルピーへ引上げられています。

お読みいただきありがとうございました。
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