皆さま、こんにちは。バンガロール支店マネージャーの松波優大です。
引き続き、GST法における実務上の注意点について、ご説明させていただきます。
前回は、3種のGST、つまりCGST、SGST、IGSTについて、説明いたしましたが、
GSTには、厳密には、もう一つ、マニアックなUGSTというものが存在します。
今回は、忘れられがちなUTGSTについて説明いたします。
もちろん、ほかの3種に比べて、登場回数は圧倒的に少ないですが。
UTGSTとは、Union Territory Goods & Service Taxを表し、
議会の無い連邦政府直轄領での物品及びサービスに対するGSTとなっております。
州政府によるGSTであるSGSTと似たようなものですね。
具体的には、ミャンマーの真南に位置するアンダマン・ニコバル諸島、
グジャラートとマハラシュトラの間に挟まれたダードラー及びナガル・ハヴェーリーなどにて、
適用されるものとなっております。
かなり日系企業にとっては目にすることのないGSTかと思いますが、
インドの税法マニアの方どうぞお見知りおきを。
GSTについて、個別のご相談があれば、お気兼ねなくお問い合わせください。
株式会社東京コンサルティングファーム バンガロール支店マネージャー
松波 優大(まつなみ ゆうだい)
Tokyo Consulting Firm Private Limited
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