インドにおける銀行口座開設とIFSCについて

法務

 

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
東京コンサルティングファーム インド・バンガロール支店の古川泰加です。

 

インドへの駐在が決まったが銀行口座ってどう開設するのだろうといったお悩みをお持ちではないですか?近年、インドでは電子決済の普及が高まってきているのが普段の生活からもうかがえますがインドへの送金時やインドで銀行振り込みをする際に必要な独自のコードがあることをご存知ですか?
本日はインドにおける銀行口座開設とIFSCについてみていきたいと思います。

 

まずインドで銀行口座を開設する際に必要な書類としては以下が挙げられます。

―口座開設申込書
―パスポートコピー
―FRROのコピー
―PANのコピー
―就業ビザのコピー
―パスポートサイズの証明写真
―住宅証明書
―インドでの雇用契約書

上記書類を用意し銀行口座開設の手続きを進めていくことになります。

 

インドでは銀行振り込みの際などに「IFSC」と呼ばれるコード情報が求められます。IFSCはIndian Financial System Codeの頭文字でとは、「銀行名・支店名」を特定するインド独自のコードとなっています。

 

IFSCは、アルファベットと数字を組み合わせた11桁の番号です。 NEFT(National Electronic Fund Transfer)、IMPS(Immediate Payment Services)、RTGS(Real Time Gross Settlement)の各取引の資金をオンラインで送金するために使用されます。

 

通常、IFSCは口座名義人の通帳の表紙などに記載があります。 各銀行支店のIFSCは、インド準備銀行によって割り当てられています。 口座名義人はインド準備銀行のウェブサイトで銀行/支店のIFSCコードを簡単にチェックすることができます。 NEFT、IMPS、RTGSを使用した資金移動のためのインターネットバンキング取引は、有効なインドのIFSCがないと開始できないと言われています。

 

また、電子決済がより簡単になることもIFSCのメリットの1つともいえます。インドでは、現金ではなく電子決済の普及率が高くなっているからです。

スムーズに行うためには事前にある程度準備が必要になるかと思われますので、
ご相談いただければ幸いです。ご不明点ございましたら無料相談もしておりますので
ぜひお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited
東京コンサルティングファーム・バンガロール支社
古川泰加(ふるかわやすか)

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