皆様、こんにちは
Tokyo Consulting Firm Private Limited(India)です。
本日はインドにおけるコロナウイルスと会社法コンプライアンスについてみていきます。
インドでは、コロナウイルスの影響により、ほとんどの企業で在宅勤務をされていると思います。
そこで、今日はインドの厳しい会社法コンプライアンスにはどのような影響が出ているのかについて簡単にお話ししたいと思います。
まず一つ目、インドの取締役会においては年に最低1度、財務諸表の承認決議等のために2名以上の取締役が物理的に同じ個所に集まり、取締役会を行わなければならないというルールがあります。
しかしながら、今回のようなコロナウイルスの影響で外出が難しく、さらにインド国外の資本が入っている合弁会社等は海外の取締役の参加はほぼ不可能と言ってもいい状況です。
そんな中、MCAから取締役会の開催方法について「7月30日までは、」のアナウンスがありました。
- Amendment in meeting rules: MCA has relaxed the requirement of physical presence for 2 Directors for holding a board meeting to approve the annual financial statements and Board’s report. Board meetings till 30th June 2020 now can be conducted through video conference to approve the financial statements and Board’s report. Attached is the MCA notification for your reference.
- Introduction of new web based form CAR-2020: A new web based form CAR-2020 shall be rolled out on 23rd March 2020 for companies to confirm their readiness on to deal with the COVID-19 threat. It shall be filed by authorised signatory of the Company. We shall update you once form is rolled out by MCA. The advisory has been also issued by MCA to implement “Work from Home” policy as a temporary measure. Screenshot of advisory has been attached for your reference.
Tokyo Consulting Firm Private Limited(India)ではインド労働法について、より詳しい情報を弊社の日本人コンサルタント、インド人会計士・弁護士・会社秘書役がお答えします。
是非お気軽にご連絡ください。
東京コンサルティングファーム インド・デリー拠点
田本 貴稔
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