男のロマン 石川勝俊

最近、料理を始めた。

お手伝いさんがいるため、彼女がご飯を作ってくれていた。

まぁ悪くはない。ただ毎日カレー(カレー風味)は、流石の僕も飽きる。。。

日本料理を食べにレストランに行くと、やはりそれなりの金額だ。

でもたまに日本料理が恋しくなるため、ならば作ってしまえ!と思い料理をしはじめた。

料理は結構、得意なほうだ。アメリカにいる時に、日本食レストランで働いていたことがある。

そこで寿司を学んだ。ただ私に寿司の作り方を教えてくれたのは、朝青竜似のモンゴル人だった。。。

非常に懐かしい思い出だ。私の担当は巻物だった。

カリフォルニアロールから学び、スパイシーツナロール、スパイダーロール、ドラゴンロール、バンパイアロール等

寿司という概念を覆されるほど、非常に奇抜な寿司を作っていた。

今思うと、約50種類の巻き寿司を私が担当し、一日に300個近く作ったこともあった。

たぶん会計士業界で、巻き寿司に関して私の右に出るものはいないであろう。

そんな経験をしているため、料理になったら血が騒ぐ。

「美味いモノを作りたい」

これから自分でご飯を作ろうと思う。

そんな凝り性な私。

いろいろな経験をしてきた。無茶なこともやってきた。

サラリーマン家庭で育ったため、家族からはあまり理解がされない。

理解されず、よく喧嘩もした。インドで働くことも100%賛成はされなかった。

ただやはり自分の決めたこと、やってみたいことを信じて努力してきた。

ある人がこう言っていた。

「人から評価されるが、自分が満足していない人生を送りたいか?

人から評価されないが、自分が満足している人生を送りたいか?」

私は後者を選んできた。今も、これからも後者を選び続けるであろう。

今、インド経済は非常に盛り上がっている。これからドンドン日系企業が進出してくるであろう。

現に、日系企業から引き合いの連絡を受け、私のスケジュールは自動的に埋まっていく状況だ。

ここにはチャンスがある。このチャンスを掴むために、時間を投資する。

日本でもインドのことは勉強できるが、やはりインドの事を知るためにはインドでしか得られないものが沢山ある。

僕はまるでスポンジのように新しいことをどんどん吸収していく。そして顧客に吐き出していく。

これが私のやっているコンサルティング業務である。

インドには希望・ロマンがある。少なくとも私にとっては。

ただ

「男のロマンは、女の不満」

という妻の言葉が脳裏をよぎる。

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