インドでの会計ソフトTallyについて

会計

こんにちは、TCFインド・ムンバイ駐在員の長坂です。

本日はインドで最も有名な会計ソフト「Tally」に関して記載していきます。

日本と同様に、インドでもほとんどの企業において会計ソフトを自社購入し記帳を行っています。
日本で有名な会計ソフトといえば「弥生会計」「勘定奉行」といったところですが、インドではその使いやすさと価格の手頃さから「Tally」と呼ばれる会計ソフトが人気となっております。

Tallyには大きく分けてシングルユーザーVer(1台のPCでのみ操作可能)とマルチユーザーVer(複数台のPCで同時操作可能)がありますが、今回は特に利用者の多いマルチユーザーに関してのご説明をいたします。

Tally for Multi-userでは同一のLAN回線において複数台のPCでデータ編集・同期が可能となっておりますが、クラウド等を利用してインドと日本の両方において同一のデータを同時編集するということはできません。
しかし、Multi-userでは複数台のPCにTallyをインストールすることが可能なため、編集した会計データをメール等で送受信し、データの更新を行うことにより、インドと日本の双方においてデータの共有及び同期を行うことが可能となります。

また、クラウド等を利用した同時編集をご希望の場合には、Tally International Editionというものもございますが、こちらは価格が120,000INR 程になっており、高額なコストがかかってしまいます。

そのため、他社様におかれましてもTally for Multi-userをご利用されている日系企業様がほとんどとなっております。

弊社では会計ソフトの導入に関するご相談もお受けしておりますので、お困りの際は是非ともお気軽にお問合せ下さい。 

以上

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