ブラジルの社会統合基金(PIS)と社会保険融資負担金(COFINS)について

税務

こんにちは。

東京コンサルティングファーム・ブラジルの田村彩紀です。

 

今回は、ブラジルの社会統合基金(PIS)と社会保険融資負担金(COFINS)についてお伝えいたします。
社会統合基金(PIS)の正式名称は、Programas de Integração Social、社会保険融資負担金(COFINS)はContribuição para Financiamento da Seguridade Socialです。

 

名前だけですと、どんな税金であるかイメージがつきにくいと思いますので、簡単にご説明をいたします。

こちらはよく税金とセットで考えられることが多いのですが、納める金額の計算、申告や納付方法が税金とほぼ似ていることがその理由となります。しかしこれら二つのものは、企業や該当する団体に対する社会負担金と同様のものとなります。

 

申告・納付については、翌月の25日までに行う必要がございます。
なお、納める金額(率/%)については、課税方法やカテゴリーされる団体、業種に応じて変わっていきます。

 

なお、COFINSについては、輸入取引に課されるCOFINSがあり、原則、商材やサービスの輸入者が申告・納付義務者となります。
そのため、商材を輸入する場合は、商品流通サービス税(ICMS)、社会統合基金(PIS)、社会保険融資負担金(COFINS)
サービスを輸入する場合は、サービス税(ISS)、社会統合基金(PIS)、社会保険融資負担金(COFINS)が主な税金や社会負担金等です。

 

 

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引き続き皆さまにとって有益な情報を発信してまいります。
お読みくださりありがとうございます。

 

株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点
田村彩紀

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