Selic(政策金利)について

こんにちは。
東京コンサルティングファーム・ブラジルの田村彩紀です。

今週はSelic(政策金利)についてお伝えいたします。

 

ブラジルにおける政策金利であるSelic(Sistema Especial de Liquidação e de Custódia)は、ブラジル中央銀行による金融政策委員会(COPOM)によってレートが決議され、適時調整されます。

 

2018年3月から2019年7月まで、6.5%を保っていた政策金利ですが、2019年9月から12月まで、1か月ごとに0.5%ずつ下がり、4.5%となっておりました。
その後、新型コロナウイルスの影響を受け、2020年2月に4.25%、3月に3.75%、そして5月に0.75%下げて、3.00%まで下がり、過去最低水準となりました。

レートに関しては、CMN(連邦金融評議会)から発表される想定インフレ率を参考に決定しており、SelicはCDBなどの定期預金の利率と連動しますので、今後の推移に注目していく必要があります。

政策金利(Selic)と銀行定期預金(CDB)についてこちらからもご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/tcg-brazil/e/91fb50f4dd2db65a8830f1a6449af709

 

引き続き皆さまにとって有益な情報を発信してまいります。
お読みくださりありがとうございます。


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株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点
田村彩紀

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