タイの源泉所得税(電話代)について

東京コンサルティングファーム タイ事務所の長澤です。

今週はタイの電話代にかかる源泉所得税についてです。タイでは電話代にも源泉所得税がかかるのはご存知だと思います。
料率は3%です。

源泉所得税はサービスの支払いの際に支払い側が支払額から一定の率を控除し、別途歳入局に納税する仕組みです。
タイでは電話もサービスということですね。

さて、電話代に限らずこのように定期的に発生するものの支払いは通常、
銀行口座からの自動引き落としにする
インターネットバンキングで支払いを行う
コンビニなどで支払いをする
支払い窓口に行って直接支払いを行う
などがあります。

ですが、銀行口座での引き落としができれば望ましいですが、出来ない場合、さらにインターネットバンキングでの支払いも出来ない場合があります。
その場合にはコンビニで支払うか支払い窓口での支払いのいずれかになります。
この場合に注意が必要なのが、法人での支払いは源泉徴収が必要ですが、コンビニでの支払いの場合には源泉徴収が出来ません。総額での支払いになってしまいます。当然税務上のリスクが伴います。
従って、このような場合には支払い窓口に直接持参する、メッセンジャーに依頼するなどしなければなりません。

いずれにしても、源泉徴収漏れの無いように気を配る必要があり、立ち上げの段階では特に注意が必要です。

以上
東京コンサルティングファーム
長澤 直毅

 

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2019-10-23

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